2011/12/15
最近、記憶ということについて かんがえています。わたしたちは、未来へおもいを馳せるけれど
近未来のポテンシャルを提示する仕事をしながらも、それは記憶を取り戻すことが大事なのかな
とも、思っています。先日、京都大学で顔の記憶を研究している方と、記憶成立のしくみについて
生命機能研究科の教授が、記憶と科学についてワークショップを開催され、いってみました。
これは100年の歴史があり、110万冊の蔵書がある府立図書館であり、記憶というコードから
浮かぶ、ワードを出しあい、本のリサーチをおこない、新しいでも懐かしい本に出逢う、といったもの。
懐かしい未来、という言葉がありますが、わたしは、いま、懐かしい未来に出会うことは可能なのだ
と、考えはじめています。それは、古代や、もっと近い記憶まで。
そこは光とか、希望とか、そういうものが内包されている気がします。