2011/06/12
わたくしは、占いの人待ち時間に、 本を読むのが習慣であるが
ふと、ひらめきに 選んだり 好きな作家の本を買う
幼い頃から 本さえあれば 幸せだったのは 今も変わらない。たとえば 今わたしは縁あって
京都に在住しているが、あの日琵琶湖沿いの 本屋で NTT出版からの トキ式という マドモアゼル
朱鷺が書いた本に出会わなければ、間違いなく今、私は ここにいないであろう。
一時 グラフィックデザインをやりたかったから 桑沢デザインの学校に入学していたかもしれない。
本で、巡り合わせとうか、そういう力が 本にはあると思う。
ふと、今 東光の本を 買って 読んでみれば 裏表紙に その日が命日であったり
先日、宇野千代さんの本をまたあらたに 手にして読んでみれば、六月十日その日が ご命日
であったり そのようなことがあるたびに その作者と 大きな縁で結ばれているような、
応援されているような、気持ちで、合掌している。