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梵定寺おかめ尼フクオフィシャルブログ

梵定寺は、占い師おかめ尼フクが経営する京都にある安宿・ゲストハウスです。

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新緑のこの 神様の森 糺すの森にて  流鏑馬神事が執りおこなわれました

 

葵祭りの お祓いの大切な 大切な 神事です。

 

神事の前に まずは  身を清めるところからはじめるのですね

 

 

こうして、効率化とはまったく 逆の 丁寧に、丁寧に  おこなっていくこと。

 

大切な  日々営む上で  大切にしたい 先人の教え。

 

 

毎年 とても、楽しみにしている神事です。馬も 美しい。強い。

 

今年は、スケジュールMAX来客ラッシュで、いけないのかしら?と 思っていましたが、

 

 

嘘みたいな展開でいける道筋ができました。  旅人の ご無事を祈りつつ  寺での個人鑑定のあ

 

と、ふらりといってまいりました。

 

 

ゴールデンウィークなので、少し 京都の観光について。書いてみましょうか

 

京都のいいところは 親切すぎないところです。  たとえば 私はホームページやPCの中に

 

真実はないとおもっています。「情報」はあるけれど。それが全てではないの。

 

それより、頭じゃなくて、体験する。感じる。ここの人に聴けない。「自分で気がつく」受け皿が

 

 

用意できてるって、本当に素晴らしい豊かなことではないかと思っています。

 

最初は、よく、イケズ!とか、中心が 本当にドライな京都人とか。色々 他者から

 

先入観を植え付けられて

 

いましたが(笑)、住んでて、

 

「‥‥これは、ちゃうわ。そういうことちゃうわ。」   ※ちゃうわ=違う  の意。

 

と、或る日気がつきましたのでございます。 全部説明しないところとか、私の鑑定のスタイルにも

 

相まって。  察するとか。 恥かかせてくれるとか。 大事な感じです。

 

 

 

 

 

こんな楽しみ方は いかがでしょうか

 

 

 

 

 

銀閣寺 に あなたが訪れたとき、おそらく 庭を ご覧になると思います、

 

とても、素晴らしく、しかし 想像していたより小さいのに驚かれることと思います。

 

もともと 銀閣寺は  月を愛でるために 建てられた 建築物です。

 

月の、愛で方ひとつにも色んな 京都には 庭の様式があります。枯山水の池の庭に

 

映りこむ月をみるために つくられたものなのか。月の光に あわせて映えるように

 

一切をそのためにつくられた見事な庭もあります。普段はみれない庭ですが。

 

あなたが、もし チャンスに恵まれたなら、夜にそういう庭にて 美しい世界に入ることができます。

 

銀閣寺にいかれて、庭、弁天様、滝など  とても五感に 麗しく、気がすがすがしくなるでしょう。

 

そういった場所ができたなら、是非、又今度 訪れてみてください。

 

一度行ったところだから、もういい。ではなく、何度も通ってみてください。心の琴線にふれたには

 

なにかがあります。なにかを 想像の中で掴むように。

 

自分の状況が変化することもあるでしょう。 あのとき来た時は、楽しい時だった。

 

今回来たときは、何か思うことがあって 気持ちの慰めのために あなたはまた銀閣寺を

 

訪れるかもしれない。その時の あなたが 感じる その風景と、 以前 足を運んだときとは

 

違う風景を  用意してくれているはずです。

 

私は、銀閣寺には 5,6回は 行っているのですが、 最初は 綺麗だなという感じでした。

 

一人でいったときもあったし、数人で行ったときもあったし、案内するために行ったことも

 

あります。三回目に 行ったときでしょうか。  ぐるっと銀閣寺の庭の 木立の中を

 

 

わたしは、一人、歩いていました。ふと、足元に ずっと敷石が並んでいました。

 

その石どうりに 歩いていると、 一つ なんだかわからないけれど気になる石が

 

ありました。その時は 対して、なにも考えずに、その石を踏んで、足早に通りすぎ、

 

庭の 木や 花を楽しんで

 

帰りました。

 

また一年後くらいに、弁天様に用事があったので、銀閣寺におまいりにきていました。

 

大切な ファミリーが毎年 夏に大きな音楽の祭りを 主催しているので、野外なので

 

お空が晴れますようにと、一人でお祈りしにきていました。

 

わたしは、また 庭をぐるっと 巡りました。 ふと、以前に あの気になった 敷石の前に来ました。

 

その日は、どうしたわけか、まったくの気まぐれで、その石に乗って 立ち止まってみました。

 

ほんのすこし、身体を動かし、そこから庭を ゆっくり眺めてみました。

 

すると、なんということでしょうか、そこからの眺めは 全て 木が重ならないように配置されて

 

いたのです。

 

 

計算しつくされた美でした。

 

何度も通っていたのに、私は はじめてそのことに気がつきました。

 

とても、豊かに気持ちになったのを覚えています。

 

もちろんこれは、パンフレットにも 本にも載ってるのは見たことありません。

 

もしかしたら 同じように気がついた人が どこかに書いているかもしれませんが。

 

望むなら、これは、どこにも 記さずに、いてほしい小さな秘密。

 

気がついた人だけが そっと入れるの許可された 美の扉。

 

そういう仕掛けが 組みこめれているのが 京都のいいところだと思うのです。

 

それは  私が 銀閣寺に 行き始めて四年目の時でした。

 

 

 

 

 

 

おしまい。

 

 

 

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